犬に散歩は本当に必要?散歩に行かないとどうなっちゃうの?
犬を飼い始めた方の中には、
「散歩って本当に必要なのかな?」
という疑問を抱えている方もいるでしょう。
特に小型犬は体も小さいため、
「日常的な運動で十分なのでは?」
と思ってしまいますよね。
そこでこの記事では、犬に散歩は必要なのか、散歩に行かないとどうなってしまうのかということについて、詳しく解説していきます。
・犬には散歩が必要不可欠!理由は?
結論から言ってしまうと、どのような犬種だったとしても、散歩は絶対に必要です。
以下、その理由について詳しく解説していきます。
・・ストレスの発散になる
犬を散歩に連れていくことによって、ストレス発散に繋がります。
私たち人間も、ずっと室内にいるとストレスが溜まってしまいますよね。
ストレスというのは、我々人間を含むすべての生き物の大敵で、ため込みすぎると病気の原因になります。
適度に散歩をすることによって、犬のストレスを上手に発散できるようになりますので、健康的な心と体を維持しやすくなるのです。
・・ニオイを嗅ぐという本能を満たせる
犬には、ニオイを嗅ぐという本能があります。
散歩に行くことによって、様々な物のニオイを嗅げるようになりますので、これもストレス発散に繋がります。
一切散歩に連れて行かないと、犬が持つ本能を満たせず、ストレスが溜まる原因になりますので注意してください。
・・運動不足の解消に繋がる
散歩を行うことによって、運動不足の解消にも繋げられます。
運動不足を解消することができれば、
・肥満
・生活習慣病
などを防止できるようになりますので、愛犬の健康を管理するという意味でも、必ず散歩に連れていくようにしましょう。
・犬の散歩に行かないとどうなる?
では次に、犬の散歩に行かないとどうなってしまうのかということについて、詳しく解説していきます。
・・性格に悪影響が出る
犬を散歩に連れて行かないと、社交性がどんどん低下しますので、人や他の犬に対して良く吠える犬になってしまいます。
また、インターホンが鳴るたびに大声で鳴くようなお行儀の悪い犬になってしまうこともありますので注意が必要です。
・・飼い主との関係が構築しにくくなる
散歩というのは、犬と飼い主の関係性を構築するための手段でもあります。
散歩をしながら愛犬とスキンシップを取ったり、コミュニケーションを取ったりすることによって、適切な関係を構築できるようになるのです。
・・ストレスが溜まる
先ほども解説したように、犬の散歩を怠るとストレスによる体調不良を引き起こしやすくなります。
犬は人間と違って、室内でストレスを発散する術を知りません。
そのため、適度に外に連れ出して、新鮮な空気を吸わせてあげる必要があるのです。
ストレスというのは、思っているよりも体に悪く、最悪の場合死に至る病を発症してしまうこともありますので毎日欠かさず散歩に連れていくようにしましょう。
・・運動不足になる
犬を散歩に連れて行かないと、運動量が足りなくなってしまい、運動不足が原因となる病気を引き起こしやすくなります。
代表的なもので言えば、肥満です。
肥満体型になってしまうと、内臓を圧迫したり、呼吸器系のトラブルを引き起こしやすくなったりします。
・・老化が進行する
面倒くさいという理由で犬の散歩を怠る飼い主もいますが、中には、
「歳をとってきたからそろそろ散歩はやめにしようかな」
と、善意で散歩を辞めようとする方もいます。
確かに、足腰が弱くなっているシニア犬は足元がおぼつかず、散歩に連れていくのがかわいそうに思えてしまいます。
ただ、散歩に行かないと筋力が衰えてしまい、同時に関節も弱くなってしまうため、老化の進行スピードが速くなるのです。
このようなトラブルを防止するためにも、
・庭で軽い運動をさせる
・歩かせず、玄関先に出してあげる
というような工夫をしていきましょう。
・愛犬の散歩は毎日欠かさず行うことが大切!
犬にとって散歩は大切な日課です。
犬種に限らず適度な運動が必要になり、仮に散歩に連れて行かないと、心と体の健康状態を維持できなくなりますので注意しましょう。
散歩が持つ魅力やメリットを最大限に引き出すためには、リード選びが物凄く大切です。
特におすすめなのが、フレキシリードというものです。
これは、長さを自由に調整できるリードで、愛犬を伸び伸び散歩させられるようになりますので、愛犬の健康をしっかりと管理してあげたいと考えている方は是非活用してみてください。
・まとめ
体の大小にかかわらず、犬には散歩が必要不可欠です。
散歩をすることによって、心と体の健康を維持できるだけでなく、飼い主との信頼関係も構築できるようになります。
逆に、散歩を怠ってしまうと犬の健康に大きな悪影響を及ぼすことになりますので注意しましょう。
中には、
「歳をとってきてかわいそうだから」
という理由で散歩に連れて行かない方もいるのですが、これは逆効果になってしまいます。
シニア犬の場合、玄関先や庭先に連れ出すだけでも十分ですので、短時間でも運動をさせてあげるようにしてください。