ワンチャンとお散歩をするときは、リードが必要です。
ただ、リードにも様々な種類がありますので、
「今のリードでいいのかな?」
「もっと便利なリードで散歩をしたいな」
と思っている方もいるでしょう。
そのような方には、近年注目を集めている「伸縮リード」がおすすめです。
この記事では、伸縮リードとは一体何か、メリットやデメリットはあるのかということについて詳しく解説していきます。
・そもそも伸縮リードって一体何?
伸縮リードは、持ち手の長さを自由に変えられる便利なリードのことです
リードを伸ばすことによって、ワンちゃんを自由に歩かせられるようになりますし、リードを短くすれば周囲の危険から自分とワンちゃんの身を守れますので、安全性や利便性を重視している方に最適と言えます。
・伸縮リードのデメリットは?
では次に、伸縮リードのデメリットについて詳しく見ていきましょう。
・・リードのコントロールが若干難しい
伸縮リードは、自由に長さを調整できますが、状況によってはリードのコントロールが難しくなることもあります。
例えば、ワンちゃんが急に走り出した場合、ボタン操作が間に合わず、ロックができないこともあるのです。
伸ばしたリードを戻すためには、ワンちゃんが飼い主に向かってくるか、飼い主がワンちゃんに近づかなければなりません。
これが、伸縮リード最大のデメリットと言えます。
・・リードが細くて見えにくい
伸縮リードは、リード部分がかなり細いです。
そのため、
・歩行者
・車
・自転車
などに気づいてもらえないこともあります。
また、ワンちゃんが一気に走り出し、それを止めようとしてリード部分を素手で掴むとケガをする可能性もありますので注意しましょう。
・・伸ばせる長さが条例で決まっていることもある
伸縮リードのメリットは、長さを自由に変えられることですが、条例によって伸ばせる長さが決められていることもあります。
基本的に、リードの長さというのは2メートルまでと決められていることが多く、それ以上伸ばしてしまうと条例違反としてペナルティを受ける可能性がありますので注意してください。
・・持ち手の耐久性が若干低い
伸縮リードは、若干持ち手の耐久性が低く、ストッパーが壊れることがよくあります。
このようなことから、
・引っ張り癖のあるワンちゃん
・力の強いワンちゃん、体が大きなワンちゃん
などには向かないリードと言えます。
・伸縮リードにはどんなメリットがある?
では次に、伸縮リードのメリットについて詳しく見ていきましょう。
・・自由に長さを調整できる
先ほども解説したように、伸縮リードは持ち手の長さを自由に調整できます。
これにより、ワンちゃんを自由気ままに歩かせられるようになりますので、散歩の魅力や効果を引き出しやすくなるのです。
また、危険な場所や危険な状況ではリードを短くすることもできますので、安全に配慮したお散歩が可能になります。
・・片手で取扱いができる
伸縮リードを使ったことがない方の中には、
「操作が難しいのでは?」
という疑問や不安を抱えている方もいるでしょう。
ただ、伸縮リードは持ち手にあるボタンでリードの長さを変えられますので、片手でも十分に操作可能です。
・・呼び戻しのしつけも行いやすい
伸縮リードを使うことによって、呼び戻しのしつけもスムーズに行えるようになります。
通常、ワンちゃんの呼び戻しトレーニングは、周りに人がいない広い場所でロングリードを用いて行います。
ただ、ロングリードを使う場合、ワンちゃんを自らの手で引き寄せなければならないため、かなりの体力が必要です。
伸縮リードを使うことによって、ボタン1つでリードの巻き取りが行えますので、気軽にしつけを行えるようになります。
・・広い場所でのお散歩に便利
伸縮リードは、拾い場所でのお散歩に便利です。
リードにワンちゃんを繋いだままボール遊びもできますので、
「リードを着けたり、外したりという手間を省きたい」
と考えている方にも最適と言えます。
・伸縮リードを使う時の注意点は?
伸縮リードを使う時は、
・周囲の人
・交通状況
などに注意する必要があります。
これらの注意や確認を怠ってしまうと、ケガやトラブルの原因になりますので、散歩中は常に周囲に目を光らせておくようにしてください。
また、リードの長さは基本的に2メートルまでと決められていることが多いのですが、地域によって変わる場合がありますので、事前にお住まいのエリアのルールを確認しておきましょう。
・まとめ
伸縮リードというのは、長さを自由に調整できるリードのことです。
手元のボタン1つでリードを長くしたり、短くしたりできますので、ワンちゃんを自由に動き回らせたいと考えている方や、呼び戻しのしつけを行いたいと考えている方におすすめできます。
ただし、伸縮リードにはいくつかの注意点やデメリットなどもありますので、今回紹介したことを参考にしながら、正しい知識を身に着けたうえで活用するようにしてください。