犬の散歩にしつけは必要?基本的なマナーやしつけのコツを徹底解説!
愛犬と楽しく散歩をするためには、事前にしっかりとしつけを行うことが大切です。
とはいえ、
「どんなしつけをすればいいの?」
「しつけをしないで散歩をするとどうなるの?」
という疑問を抱えている方もたくさんいるでしょう。
そこでこの記事では、犬の散歩にしつけが必要な理由と基本的なマナー、それからしつけのコツについて詳しく解説していきます。
・しつけをしないで散歩をするとどうなる?
まずは、愛犬のしつけをしないで散歩をした場合に起こり得るトラブルやリスクについて、詳しく見ていきましょう。
・・人に噛みつくor吠えるようになる
しつけをしないまま散歩に連れていくと、周囲の人に対して噛みついたり、吠えたり、飛びかかったりする可能性が高くなります。
また、他の犬に対する警戒心や闘争心が強くなり、吠えるようになってしまうこともありますので注意が必要です。
・・他の犬と喧嘩になる
他の犬に対して吠えるだけならまだましですが、場合によってはそのまま喧嘩になってしまうこともあります。
それぞれの犬に飼い主がいますので、喧嘩に発展することは非常に稀ですが、中型犬や大型犬は非常に力が強く、飼い主が力で負けてしまい、制止できなくなってしまうケースもあるのです。
こうなってしまうと、愛犬がケガをするだけでなく、他人の犬にも危害を加えてしまう可能性が高くなりますので注意しましょう。
・飼い主が覚えておくべき散歩時の基本マナーとは?
では次に、飼い主が最低限覚えておくべき散歩時のマナーについて、詳しく見ていきましょう。
・・リードをつける
犬を散歩させる時は、必ずリードを着けましょう。
これは、環境省が発行している「犬の飼い方のルール」にも記載されています。
また、自治体でもこのようなルールが決められていることが多いため、必ず守るようにしましょう。
・・リーダーウォークを意識する
愛犬と散歩をする時は、リーダーウォークを意識してください。
リーダーウォークというのは、犬が飼い主の足元にくっついて歩くことを指します。
リーダーウォークを徹底することにより、愛犬を事故などから守れるようになりますし、周囲の人や他の犬にも迷惑をかけることがなくなりますので一石二鳥と言えるのです。
・・すれ違う時はリードを短く持つこと
人や他の犬とすれ違う時は、リードを短く持つようにしましょう。
リードを短く持つことによって、様々な危険から愛犬を守れるようになりますし、他の犬との喧嘩も防げるようになります。
・・おしっこは水で流し、ウンチは持ち帰る
愛犬と散歩をする時は、周囲の迷惑にならないように気を付けることが大切です。
犬の散歩で特に問題視されているのは、糞尿の放置です。
街の至る所に、
「犬のウンチは持ち帰りましょう」
「犬におしっこをさせないでください」
という張り紙や看板がありますよね。
犬の糞尿の始末は飼い主の責任ですので、おしっこは水で流し、うんちは必ず持ち帰るようにしましょう。
・散歩時のよくある悩みと正しいしつけの方法
では最後に、散歩時のよくある悩みと、正しいしつけ方について詳しく解説していきます。
・・引っ張り癖
犬を飼っている方の中には、愛犬の引っ張り癖に悩んでいる方もいるでしょう。
犬がリードを引っ張る原因としては、
・飼い主のことを舐めている
・散歩に夢中になってしまっている
などが挙げられます。
要するに、しっかりとしつけができていないということです。
引っ張り癖を治すためには、
「引っ張られたら止まる」
これを繰り返すことが大切です。
そうすることによって、引っ張ってはいけないということを犬に理解させやすくなります。
・・拾い食い
散歩中の拾い食いで悩んでいる飼い主もたくさんいます。
拾い食いを許してしまうと、危険なものや汚いものを食べてしまう可能性が高くなり、体に悪影響が出ることもあるのです。
拾い食いをやめさせるためには、口に入れようとしたタイミングで叱ることが大切です。
また、明らかに危険なもの、汚いものに口を近づけた時は、リードを引っ張ってその場所を避けて通るようにしましょう。
・・吠え癖
吠え癖で悩んでいる飼い主も一定数存在しています。
犬が吠える時というのは、基本的に警戒している時や怒っている時です。
愛犬が他の犬や人に吠えた時は、叱ることも大切ですが、不安や恐怖心を取り除いてあげることも大切になってきます。
散歩中に犬が吠えだした場合は、愛犬に近づいて背中を撫でながら警戒心を解いてあげましょう。
・犬の散歩にはフレキシリードがおすすめ!
散歩としつけを同時に行いたいと考えている方は、長さの調節が自由に行えるフレキシリードを活用するのがおすすめです。
フレキシリードを使うことによって、呼び戻しのしつけを行えるようになりますし、愛犬を自由に歩き回らせることもできますので、一石二鳥と言えます。
車が来ている時や、人や他の犬が近くにいる時はリードを短くしてロックをかけることもできますので、安全に散歩をしたいと考えている方にも最適です。
・まとめ
愛犬と楽しく散歩をするためには、しっかりとしつけを行うことが大切です。
しつけを行わないで散歩に出かけると、人や他の犬に吠えたり、噛みついたり、飛びかかったりする可能性が高くなりますので注意しましょう。
散歩時のしつけというのは、そこまで難しくなく、コツさえ覚えれば意外と簡単に行えますので、今回紹介したことを参考にしながらしつけを行ってみてください。