犬が散歩で歩かないのはなぜ?原因や対処法を徹底解説!

犬が散歩で歩かないのはなぜ?原因や対処法を徹底解説!

犬を飼っている方の中には、

「散歩で全然歩いてくれない・・・」

と悩んでいる方もいるでしょう。

 

この悩みやトラブルを解決するためには、ひとまず原因を探ることが大切です。

そこでこの記事では、犬が散歩で歩かなくなる原因として考えられることと、その対処法について詳しく解説していきます。

 

・犬が散歩で歩かない原因として考えられること

では早速、犬が散歩で歩かない原因として考えられることについて、詳しく見ていきましょう。

 

・・恐怖心を持っている

犬が散歩で全然歩いてくれないという場合、散歩や外に出るということに対して何らかの恐怖心を持っている可能性が高いです。

 

例えば、

・車にクラクションを鳴らされた

・過去に他の犬と喧嘩になったことがある

というような場合、それがトラウマになってしまっているケースもあります。

 

・・散歩コースへの不満

犬にも、

・歩きたい道

・歩きたくない道

があります。

 

犬は、

・柑橘系の匂いがする場所

・化学物質の臭いがする場所

などを極端に嫌います。

 

他にも、道幅が狭かったり、交通量が多かったりすると、その場所を嫌いになってしまうこともありますので注意してください。

 

・・ケガ、病気

この記事を見ている方の中には、

「犬が全然歩かない・・・」

と悩んでいる方もいると思いますが、もしかしたら「歩かない」のではなく「歩けない」のかもしれません。

 

我々人間も病気やケガの時は外を歩こうと思いませんし、痛みが出ている場合は歩くのも大変ですよね。

 

こう聞いて、

「どこもケガをしていないし、体にも特に異常がない」

と感じる飼い主の方もいると思いますが、心疾患や関節疾患、関節炎や膝の脱臼など目には見えない異常が出ていることもありますので、少しでも異変を感じた場合はすぐに動物病院へ連れていきましょう。

 

・・気温

気温が高すぎる日は、人間も犬も活発に動きたくなくなります。

犬は人間と違い、素足で歩いていますので、地面の熱をもろに感じます。

また、呼吸によって体温調節をしていますので、熱中症にもなりやすいです。

 

我々人間にとっての「ちょっと暑い日」が、犬にとっては「物凄く暑い日」になっている可能性もありますので、配慮したうえで散歩に連れていきましょう。

 

・・リードへの不満

散歩で全く歩かない場合、犬がリードに対して不満を持っている可能性もあります。

一般的なリードは長さが調整できませんので、犬がストレスを感じてしまうこともあります。

 

そんな時におすすめなのが、フレキシリードです。

フレキシリードというのは別名伸縮リードとも呼び、長さを自由に調整できます。

 

広い場所ではリードを伸ばして、犬を自由に歩き回らせることができますので、ストレスを軽減しやすくなるのです。

 

・犬が散歩で歩かない時の対処法

では次に、犬が散歩で歩かない時の対処法について詳しく見ていきましょう。

 

・・コースを変える

犬が散歩で歩かない時は、コースを変えてみるのがおすすめです。

先ほども解説したように、犬にも歩きたい道と歩きたくない道があり、歩きたくない道を散歩コースに設定している場合、犬が歩いてくれなくなってしまうことがあります。

 

散歩コースを変えたり、いつもの散歩コースを逆から回ったりすることによって、楽しく散歩をさせられる可能性が高くなりますので、是非試してみてください。

 

ただし、散歩コースを変える場合は、交通状況などを確認して安全なコースを設定する必要がありますので、事前に下見をしたうえで慎重に決めていくようにしましょう。

 

・・無理に歩かせない

無理に歩かせないということもかなり大切です。

犬が散歩で歩いてくれないと、イライラしてしまいますよね。

中には、イライラに任せてリードを強く引っ張ったり、半ば引きずるようにして散歩をしたりする方もいるのですが、これは逆効果です。

 

場合によっては、犬の散歩嫌いが悪化してしまうこともありますし、足の裏をケガしてしまう可能性もありますので、無理に歩かせないようにしましょう。

 

犬がどうしても歩いてくれない場合は、カートや抱っこでの散歩から始めて、徐々に慣らしていくのがおすすめです。

 

・・自宅でシミュレーションをする

犬が歩いてくれない場合は、自宅で散歩のシミュレーションをするのもおすすめです。

「散歩に行くよ」

と伝えて、リードを着け、歩くまでの一連の流れを室内で行うのです。

 

そうすることによって、散歩の練習にもなりますし、散歩は怖くないということを実感させられるようにもなりますので、外での散歩もスムーズに行えるようになります。

 

・・リードを強く引っ張らない

犬が散歩で歩いてくれないという悩みを抱えている方の中には、引きずるまではいかなくても、リードを強く引っ張ってしまっている方もいるでしょう。

ただ、リードを強く引っ張る行為は、犬にとってストレスでしかありません。

 

毎回リードを引っ張りながら散歩をしていると、

・散歩=リードを引っ張られる

という認識が根付いてしまい、散歩が嫌いになってしまうこともありますので注意しましょう。

 

・・臭いを嗅がせる

犬には「ニオイを嗅ぐ」という本能があります。

この本能を満たしてあげることによって、散歩好きになってくれる可能性が高くなります。

 

中には、

「ニオイを嗅いでばかりで散歩にならない」

と悩んでいる方もいると思いますが、ニオイを嗅ぐというのも散歩の目的であり、犬にとっては大きなメリットですので、思う存分嗅がせてあげましょう。

 

・・散歩時間を減らす

犬にとって散歩は健康的な心と体を維持するための重要な行為です。

ネットで検索をすると、犬種ごとの目安散歩時間を簡単に調べられます。

中には、ネットに書かれている散歩目安時間を鵜呑みにしてしまう方もいるのですが、あまりおすすめしません。

 

なぜなら、ネットに書かれているのはあくまでも「目安時間」であり、実際の散歩時間は犬の性格や体調に合わせて変えていく必要があるからです。

 

散歩で中々歩いてくれない場合、犬が散歩に対してネガティブなイメージを持っている可能性が高いため、短時間の散歩から慣らしていくようにしましょう。

 

・・愛犬とのアイコンタクトを忘れない

気づいている方も多いと思いますが、犬は散歩中に飼い主に対してアイコンタクトを送ります。

このアイコンタクトは、

・不安の解消

・水が飲みたい

・足が痛い

など、飼い主とコミュニケーションを取るために行うことが多いです。

 

このアイコンタクトに対して、飼い主が一切反応しないと、

・構ってくれない

・コミュニケーションが取れない

というネガティブな気持ちになってしまい、散歩が嫌いになってしまう可能性もあるのです。

 

このようなトラブルを避けるためにも、散歩中はスマホなどを触らず、愛犬とのコミュニケーションに集中するようにしましょう。

 

・・フレキシリードを使う

先ほども解説したように、短いリードやリードを引っ張られることに対してストレスを感じている犬も一定数存在しています。

「何をしても歩いてくれない」

と悩んでいるのであれば、長さを自由に調整できるフレキシリードを使ってみてください。

 

フレキシリードは、手元のボタン1つでリードの長さを調整できますので、犬を自由に歩かせられるようになります。

車が来ている場合や、歩行者がいる場合は簡単にリードを短くできますので、安全性を重視している方にもおすすめです。

 

・まとめ

犬が散歩で歩いてくれないと悩んでいる方は、ひとまず原因を解明するところから始めてみましょう。

原因がわからなければ、当然解決策も浮かびませんので、犬が健康な心と体を維持するための散歩の質が低下してしまいます。

 

とはいえ、

「原因がはっきりしない」

「原因として考えられることがわからない」

と悩んでいる方もたくさんいるはずです。

 

そのような方は、今回紹介したことを参考にしながら原因を解明し、問題解決のための努力をしていきましょう。

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