愛犬と一緒にサイクリングをするときに気をつけたい10のこと

愛犬と一緒にサイクリングをするときに気をつけたい10のこと

天気の良い日は、愛犬と一緒に自然の中で過ごすのが楽しいですよね。

 

しかし、犬と一緒にサイクリングをする際には、いくつか注意しなければならないことがあります。この記事では、そのさまざまな要素について紹介します。

 

サイクリングは愛犬の健康に良い影響を与える

自転車と一緒に走ることで、愛犬の筋肉が鍛えられ、全身のコンディションが高まります。また、心肺機能を高める効果もあります。

 

【愛犬とのサイクリングを避けるべき場合】

犬の健康面や体の状態で心配がある場合、自転車と一緒に走るのは避けるほうがよいでしょう。

 

たとえば、あなたの犬がひどく太りすぎている場合、まだ若い場合(1218ヶ月未満)、または年をとっている場合です。体の痛みがある犬も、自転車と並走してはいけません。あなたの犬が関節に問題を抱えている場合は、獣医に診てもらったほうがよいでしょう。それ以外にも、感染症や発熱、インフルエンザ、下痢など、犬の健康状態が最適でないときは、他の運動と同様、自転車と並走することはタブーです。

 

小型犬、特にダックスフンドのように足が短く、曲がっていて、背中の長い犬も同様です。特にダックスフンドなど、足が短くて背中が曲がっているような超小型犬の場合は、自転車と並走するような体にはなっていないのです。

 

【特別な道具が必要?】

自転車と並走するときに、犬が自由に動けるかどうかはとても重要なポイントです。そのためには、皮膚を傷つけないような、体にフィットしたハーネスで犬をリードすることをおすすめします。そうすることで犬は、ハーネスに邪魔されることなく、完全に自由に動けるようになります。もしあなたの犬がリードで走るなら、首輪はあまり適さず、ハーネスが良いでしょう。

 

自転車に乗るときは、愛犬に引っ張られないようにしてください。また、リードを長くしてあちこちに走らせるのではなく、近くで落ち着いて走らせるようにしましょう。リードを長くしてしまうと愛犬と飼い主、歩行者、自転車が事故に遭う危険性が高くなります。

 

【サイクリングの前に】

満腹の状態では、どんな運動も難しく、健康を害する可能性があります。胃捻転を起こしたり、循環器系を悪くしてしまうこともあります。つまり、直前の給餌は避けたほうがいいということです。また、事前に体をほぐす機会を作ってあげることも必要です。

 

【ウォーミングアップを忘れずに】

関節や筋肉を短時間で温めることは、ケガのリスクを大幅に減らし、これから行う身体活動への準備を整えることになります。つまり、体は突然の動きにも対応できるようになるのです。筋肉と関節はよりスムーズに動き、心臓血管系もそれに応じて活発になります。

 

立ってから座る、立ってから伏せる、前足を差し出す、円を描くように回る、何度も回る、短時間のジョギングや小走りをするなど、日常の簡単な運動が最適です。

 

【ランニングに最適な路面】

完全に避けることはできない場合がほとんどですが、アスファルトや砂利は関節への負担が大きいため、自転車と並走するのにはあまり適さない路面です。特に、すでに関節に問題を抱えている犬の場合は、避けたほうがいいでしょう。森や畑の中の道は、クッション性が高いので、自転車と一緒に走るのに適しています。

 

【犬が自転車と並走する時間はどれくらい?】

自転車との並走を始めたばかり、あるいは冬場に長く休んでいた犬には、短い距離から始めることをおすすめします。

 

短い距離から始めることは、愛犬の体を優しく整えます。その後、少しずつ時間や距離を増やし、少しずつ、無理のない範囲で続けていきます。理想的なのは、まず数分間ジョギングをし、その後歩けるようになり、さらに数分間ジョギングをすることです。そうすることで、筋肉痛や過労を防ぎ、健康的な方法でゆっくりと愛犬をシェイプアップすることができます。

 

トロットやジョグは、自転車と並走するのに適しています。関節に最もやさしく、犬の体力を最も消耗しない歩き方です。ペースは犬の体格に合わせて調節してください。長時間の駆け足は、関節に負担がかかるのでおすすめしません。愛犬が歩く速度を落としたり、激しく息をしているのに気づいたら、必ず休ませるか、その活動をすぐに中止してください。

 

【愛犬をよく観察する】

自転車と並走した後の愛犬の動きは普段と変わりありませんか?ぎこちなかったり、明らかに落ち着いていて静かだったりしますか?もしそうなら、あなたの愛犬は無理をしてしまったのかもしれません。人間と同じように、犬も速く走りすぎたり、長く走りすぎたりすると、筋肉痛のような痛みを感じることがあります。そのような場合は、活動量を調節してください。

 

【休憩は大切】

たとえあなたと愛犬が楽しい時間を過ごしていても、愛犬を自転車と一緒に走らせるのは、多くても1日おきにしましょう。体を回復させる必要がありますし、犬の筋肉はトレーニングの合間につくことが分かっています。

 

【暑い時期のサイクリングはNG

これは皆さんもよくご存知のことでしょう。気温が高くなると、身体の能力が低下します。疲れやすく、息切れし、皮膚から汗が流れます。犬も同じです。気温が高いときに自転車と並走することは、愛犬にとって非常に困難なことです。自転車に乗ることで発生する風による冷却効果を、犬は感じることができません。その上、自転車のシートの高さよりも地面に近い方がさらに暑いのです。

 

犬の足も危険にさらされています。アスファルトは熱をたくさん吸収するので、愛犬の足は痛くなりやすくなっています。夏場のサイクリングは、早朝や夜間に行わないと、愛犬の健康被害が深刻化します。

 

【途中でクールダウンとリフレッシュを】

ご存じのとおり、運動をしていると、のどが渇き、飲み物を飲みたくなります。愛犬がランニング中に休憩を取れるようにし、飲み物を飲む機会を作ってあげましょう。一緒に出かけるときは、必ず自分と愛犬の分の水も一緒に持っていきましょう。湖や小川で水浴びをするのも、事前に愛犬がすでにクールダウンしていれば、歓迎されることでしょう。

 

まとめ:愛犬とのサイクリング

愛犬とのサイクリングは、あなたのもふもふの友達との素晴らしいアクティビティであり、お互いにとって多くの楽しみになるでしょう!愛犬のために、あなたはあなたのために、より多くの時間を過ごすことができます。健康的に、楽しく、サイクリングを楽しんでください。

 

愛犬とのサイクリングが楽しいものになることを願っています。

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